2016年度後期 |
個別報告(全3回) |
日付 |
取扱判例 |
レジュメ |
10月27日 |
婚姻外のパートナーシップ男女関係の一方的解消による不法行為責任の成否
(最判平成16年11月18日 判時1881号83頁) |
レジュメ |
11月24日 |
1.現金自動入出機による預金の払戻しと民法478条の適用の有無
2.無権限者が預金通帳またはキャッシュカードを使用し暗証番号を入力して現金自動入出機から預金の払戻しを受けた場合に銀行が無過失であるというための要件
3.無権限者が預金通帳を使用し暗証番号を入力して現金自動入出機から預金の払戻しを受けたことについて銀行に過失があるとされた事例
(最判平成15年4月8日 民集57巻4号337頁) |
レジュメ |
1月26日 |
線路に立ち入り列車と衝突して鉄道会社に損害を与えた認知症の者の妻と長男の民法714条1項に基づく損害賠償責任が否定された事例
(最判平成28年3月1日 判時1425号126頁) |
レジュメ |
対審式(全5回) |
10月20日 |
1. 他主占有者の相続人が独自の占有に基づく取得時効の成立を主張する場合における所有の意思の立証責任
2. 他主占有者の相続人について独自の占有に基づく取得時効の成立が認められた事例
(最判平成8年11月12日 民集50巻10号2591頁) |
事実概要
上訴理由書
答弁書
判決文 |
11月10日 |
1.良好な景観の恵沢を享受する利益は法律上保護されるか。
2.良好な景観の恵沢を享受する利益に対する違法な侵害に当たるといえるために必要な条件。
3.直線状に延びた公道の街路樹と周囲の建物とが高さにおいて連続性を有し調和がとれた良好な景観を呈している地域において地上14階建ての建物を建築することが良好な景観の恵沢を享受する利益を違法に侵害する行為に当たるとは言えないとされた事例
(最判平成18年3月30日 民集60巻3号948頁) |
事実概要
上訴理由書
答弁書
判決文 |
12月8日 |
他人に傷害を負わせた精神障害者の両親について民法714条の責任が否定された事例
(最判昭和58年2月24日 判時1076号58頁) |
事実概要
上訴理由書
答弁書
判決文 |
12月22日 |
原審が,壁面に吹き付けられた石綿が露出している建物が通常有すべき安全性を欠くと評価されるようになった時点を明らかにしないまま,同建物の設置又は保存の瑕疵の有無について判断したことに審理不尽の違法があるとされた事例
(最判平成25年7月12日 判時2200号63頁)
| 事実概要
上訴理由書
答弁書
判決文 |
1月12日 |
振込依頼人と受取人との間に振込みの原因となる法律関係が存在しない場合における受取人による当該振込みに係る預金の払戻請求と権利の濫用
(最判平成20年10月10日 民集62巻9号2361頁)
| 事実概要
上訴理由書
答弁書
判決文 |