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2016年度 法政演習



・ゼミの進め方(参考資料)

    個別報告

    対審式




2016年度前期
個別報告(全5回)
日付 取扱判例 レジュメ
4月21日 不動産の取得時効完成後に当該不動産の譲渡を受けて所有権移転登記を了したものが背信的悪意者に当たる場合(最判平成18年1月17日 民集60巻1号27頁) レジュメ
5月12日 「無所有共用一体社会」の実現を活動目的としている団体に加入するにあたり全財産を出えんした者がその後団体から脱退した場合に合理的かつ相当と認められる範囲で不当利得返還請求権を有するとされた事例
(最判平成16年11月5日 民集58巻8号1997頁)
レジュメ
5月26日 借地上の建物の譲渡担保者が建物の引渡しを受けて使用収益をする場合と民法612条にいう借地権の譲渡又は転貸
(最判平成9年7月17日 民集51巻6号2882頁)
レジュメ
6月23日 1.不法行為によって死亡した被害者の損害賠償請求権を取得した相続人が労働者災害補償保険法に基づく遺族補償年金の支給を受けるなどした場合に、上記の遺族補償年金との間で損益相殺的な調整を行うべき損害 2.不法行為によって死亡した被害者の損害賠償請求権を取得した相続人が労働者災害補償保険法に基づく遺族補償年金の支給を受けるなどしたとして損益相殺的な調整をするに当たって、損害が填補されたと評価すべき時期
(最大判平成27年3月4日 民集69巻2号178頁)
レジュメ
7月21日 1.交通事故と医療事故とが順次競合し運転行為と医療行為とが共同不法行為にあたる場合において各不法行為者が責任を問うべき損害額を被害者の被った損害額の一部に限定することの可否 2.交通事故と医療事故とが順次競合し運転行為と医療行為とが共同不法行為にあたる場合の各不法行為者と被害者との間の過失相殺の方法
(最判平成13年3月13日 民集55巻2号318頁)
レジュメ
対審式(全2回)
6月9日 1.同一の債権について差押え通知と確定日付のある譲渡通知との第三債務者への到達の先後関係が不明である場合における差押え債権者と債権譲受人との間の優劣 2.同一の債権について差押え通知と確定日付のある譲渡通知との第三債務者への到達の先後関係が不明である場合と当該債権に係る供託金の還付請求権の帰属
(最判平成5年3月30日 民集47巻4号3334頁)
事実概要
上訴理由書
答弁書
判決文
7月7日 "夫と民法772条により嫡出の推定を受ける子との間に生物学上の父子関係が認められないことが科学的証拠により明らかである等の事情がある場合における親子関係不存在確認の訴えの許否
(最判平成26年7月17日 民集68巻6号547頁)
事実概要
上訴理由書
答弁書
判決文




2016年度後期
個別報告(全3回)
日付 取扱判例 レジュメ
10月27日 婚姻外のパートナーシップ男女関係の一方的解消による不法行為責任の成否
(最判平成16年11月18日 判時1881号83頁)
レジュメ
11月24日 1.現金自動入出機による預金の払戻しと民法478条の適用の有無 2.無権限者が預金通帳またはキャッシュカードを使用し暗証番号を入力して現金自動入出機から預金の払戻しを受けた場合に銀行が無過失であるというための要件 3.無権限者が預金通帳を使用し暗証番号を入力して現金自動入出機から預金の払戻しを受けたことについて銀行に過失があるとされた事例
(最判平成15年4月8日 民集57巻4号337頁)
レジュメ
1月26日 線路に立ち入り列車と衝突して鉄道会社に損害を与えた認知症の者の妻と長男の民法714条1項に基づく損害賠償責任が否定された事例
(最判平成28年3月1日 判時1425号126頁)
レジュメ
対審式(全5回)
10月20日 1. 他主占有者の相続人が独自の占有に基づく取得時効の成立を主張する場合における所有の意思の立証責任 2. 他主占有者の相続人について独自の占有に基づく取得時効の成立が認められた事例
(最判平成8年11月12日 民集50巻10号2591頁)
事実概要
上訴理由書
答弁書
判決文
11月10日 1.良好な景観の恵沢を享受する利益は法律上保護されるか。 2.良好な景観の恵沢を享受する利益に対する違法な侵害に当たるといえるために必要な条件。 3.直線状に延びた公道の街路樹と周囲の建物とが高さにおいて連続性を有し調和がとれた良好な景観を呈している地域において地上14階建ての建物を建築することが良好な景観の恵沢を享受する利益を違法に侵害する行為に当たるとは言えないとされた事例
(最判平成18年3月30日 民集60巻3号948頁)
事実概要
上訴理由書
答弁書
判決文
12月8日 他人に傷害を負わせた精神障害者の両親について民法714条の責任が否定された事例
(最判昭和58年2月24日 判時1076号58頁)
事実概要
上訴理由書
答弁書
判決文
12月22日 原審が,壁面に吹き付けられた石綿が露出している建物が通常有すべき安全性を欠くと評価されるようになった時点を明らかにしないまま,同建物の設置又は保存の瑕疵の有無について判断したことに審理不尽の違法があるとされた事例
(最判平成25年7月12日 判時2200号63頁)
事実概要
上訴理由書
答弁書
判決文
1月12日 振込依頼人と受取人との間に振込みの原因となる法律関係が存在しない場合における受取人による当該振込みに係る預金の払戻請求と権利の濫用
(最判平成20年10月10日 民集62巻9号2361頁)
事実概要
上訴理由書
答弁書
判決文